講演会

お城のスペシャリストたちが登壇し、ここでしか聞けない貴重な講演会、
トークショーなどを開催予定。

2021年10月9日(土)

A. 基調講演(9:30~10:30) 開城 9:00~

テーマ
羽柴秀吉 長浜築城の歴史的意義
~町づくりと石田三成らの登用~
登壇者
小和田哲男(公益財団法人日本城郭協会理事長)

B. 講演(11:00~12:00) 開城 10:45~

テーマ
京極氏から浅井氏へ
~城郭に見る守護から戦国大名への転換~
登壇者
太田浩司(長浜市市民協働部学芸専門監)
  • 未就学児の厳選プログラムへの参加はご遠慮ください。
  • 都合により内容、登壇者などは変更になる場合がございます。

登壇者プロフィール

小和田哲男(日本城郭協会理事長)
小和田哲男(日本城郭協会理事長)

1944年 静岡市に生まれる
1972年 早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了
現在 静岡大学名誉教授、文学博士、公益財団法人日本城郭協会理事長

専門は日本中世史、特に戦国時代史で、主著『後北条氏研究』『近江浅井氏の研究』のほか、『小和田哲男著作集』などの研究書の刊行で、戦国時代史研究の第一人者として知られている。また、NHK総合テレビ「歴史秘話ヒストリア」およびNHK Eテレ「知恵泉」などにも出演し、わかりやすい解説には定評がある。

NHK大河ドラマでは、1996年の「秀吉」、2006年の「功名が辻」、2009年の「天地人」、2011年の「江~姫たちの戦国~」、2014年の「軍師官兵衛」、2017年の「おんな城主 直虎」で時代考証を務め、2020年の「麒麟がくる」も担当している。

主な著書
『戦国の城』(学研M文庫 2013年)
『黒田官兵衛 智謀の戦国軍師』(平凡社新書 2013年)
『戦国史を歩んだ道』(ミネルヴァ書房 2014年)
『戦国武将』(中公文庫 2015年)
『名城と合戦の日本史』(新潮文庫 2015年)
『戦国武将の実力』(中公新書 2015年)
『東海の戦国史』(ミネルヴァ書房 2016年)
『家訓で読む戦国 組織論から人生哲学まで』(NHK出版新書 2017年)
『戦国武将列伝100 戦国時代に何を学ぶか』(メディアパル 2018年)
『明智光秀・秀満』(ミネルヴァ書房 2019年)
『戦国武将の叡智』(中公新書 2020年)

太田浩司(長浜市 市民協働部 学芸専門監)

1961年生

1986年から市立長浜城歴史博物館(現在は長浜市長浜城歴史博物館)に学芸員として勤務。担当した展覧会は、特別展『石田三成 第2章-戦国を疾走した秀吉奉行-』(2000年)、特別展『戦国大名浅井氏と北近江』(2008年)、NHK大河ドラマ特別展『江~姫たちの戦国~』(2011年)など多数。

2011年NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」では、時代考証スタッフをつとめた。

2014年から長浜市長浜城歴史博物館の館長を3年間勤める。市民協働部次長を経て、2018年から現職。

主な著書
『近江が生んだ知将 石田三成』(サンライズ出版2009年)
『浅井長政と姉川合戦』、(サンライズ出版2011年)
『湖の城・舟・湊』(サンライズ出版2018年)
『近世の扉を開いた羽柴秀吉』(サンライズ出版2018年)