講演会

お城のスペシャリストたちが登壇し、
甲賀市での開催ならではの貴重な講演会を予定しています。

2022年9月18日(日)

講演-1(10:30から12:00)開城 9:30~

テーマ
戦国史に燦然と輝く近江の城
~甲賀に城が多いのはなぜか~
登壇者
小和田哲男(公益財団法人日本城郭協会理事長)

講演-2(13:00から14:00)開城 12:30~

テーマ
甲賀衆・伊賀衆と城館
登壇者
藤田達生(三重大学教育学部教授)
  • 未就学児の厳選プログラムへの参加はご遠慮ください。
  • 都合により内容、登壇者などは変更になる場合がございます。

登壇者プロフィール

小和田哲男(日本城郭協会理事長)
小和田哲男(日本城郭協会理事長)

1944年 静岡市に生まれる
1972年 早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了
現在 静岡大学名誉教授、文学博士、公益財団法人日本城郭協会理事長

専門は日本中世史、特に戦国時代史で、主著『後北条氏研究』『近江浅井氏の研究』のほか、『小和田哲男著作集』などの研究書の刊行で、戦国時代史研究の第一人者として知られている。また、NHK総合テレビ「歴史探偵」およびNHK Eテレ「知恵泉」などにも出演し、わかりやすい解説には定評がある。

NHK大河ドラマでは、1996年の「秀吉」、2006年の「功名が辻」、2009年の「天地人」、2011年の「江~姫たちの戦国~」、2014年の「軍師官兵衛」、2017年の「おんな城主 直虎」、2020年の「麒麟がくる」で時代考証を務め、2023年の「どうする家康」も担当する。

主な著書
『戦国の城』(学研M文庫 2013年)
『黒田官兵衛 智謀の戦国軍師』(平凡社新書 2013年)
『戦国史を歩んだ道』(ミネルヴァ書房 2014年)
『戦国武将』(中公文庫 2015年)
『名城と合戦の日本史』(新潮文庫 2015年)
『戦国武将の実力』(中公新書 2015年)
『東海の戦国史』(ミネルヴァ書房 2016年)
『家訓で読む戦国 組織論から人生哲学まで』(NHK出版新書 2017年)
『戦国武将列伝100 戦国時代に何を学ぶか』(メディアパル 2018年)
『明智光秀・秀満』(ミネルヴァ書房 2019年)
『戦国武将の叡智』(中公新書 2020年)
『人生を豊かにしたい人のための日本の城』(マイナビ新書 2021年)

藤田達生(三重大学教育学部教授)
小和田哲男(日本城郭協会理事長)

1958年 愛媛県生まれ
1987年 神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了 学術博士(神戸大学)
     同助手、三重大学教育学部助教授を経て
現在 三重大学副学長、同教育学部・大学院地域イノベーション学研究科教授

主な著書
『日本中・近世移行期の地域構造』(校倉書房、2000年)
『日本近世国家成立史の研究』(校倉書房、2001年)
『城郭と由緒の戦争論』(校倉書房、2017年)
『藤堂高虎論─初期藩政史の研究』(塙書房、2018年)
『天下統一論』(塙書房、2021年)
『本能寺の変』(講談社学術文庫、2019年)
『藩とは何か─「江戸の泰平」はいかに誕生したか』(中公新書、2019年)
『災害とたたかう大名たち』(角川選書、2021年)など多数。